1月 15th, 2012
深蒸し煎茶は、お茶の製造工程の第一歩である蒸熱を長くしたものです。普通煎茶の標準的な蒸熱の時間は30~40秒ですが、深蒸し煎茶はてその2~3倍ほど長く、60~120秒問蒸して作ります。
深蒸し煎茶の製造工程は、おおむね普通煎茶と変わりません。ただ、蒸す時間が長いと葉が柔らかく形が崩れやすくなるので、細かくなりすぎないように、撹拌しながら蒸すタイプの送帯式(ベルトコンぺアー式)の蒸し機が使われています。
長く蒸した葉には水分がたっぷりと含まれているので、粗揉工程ではより効率良く乾燥させる機械が必要になります。
11月 21st, 2011
深蒸し煎茶は、普通の煎茶よりも蒸す時間を2、3倍ほど長くしたお茶です。
深蒸し茶が生まれたのは、静岡県中部の牧之原台地とその周辺地域だど言われています。もともとこの地域のお茶は、山間地の茶に比べて葉肉が厚く渋味が強いため、消費地の好みに合わず、市場の評価も低いものでした。そこで、昭利30年代初めに、蒸し時間を長くして渋味を抑えた深蒸し茶が作られたのです。その後、製法と機械設備の改善を積み重ね品質は大きく向上し現在に至っています。
長く蒸すと渋味が抑えられ甘味が増しますが、新鮮な爽快感は少なくなり香りは弱くなります。また、長く蒸すので製造中に葉が細かくなりやすいため粉が多くなりますが、浸出液は濃い緑色になり、水道水でもおいしく飲めるお茶として関東周辺で好まれています。
現在、静岡県を中心に鹿児島県、三重県など多数の県で生産産されています。静岡県では、煎茶生産量の実に7割以上が深蒸し茶と推定されています。
11月 15th, 2011
一般にお茶といえば煎茶を指します。
煎茶は摘み採った生葉を蒸して酸化酵素の働きを止め、葉を何段階にも分けて揉みつつ、乾燥させながら、針状に形を整えて製造したお茶を指します。
生葉の蒸し時間を葉の柔らかさなどを見て微妙に調繋(30秒ー40秒程度)し、その後、先人が工夫した手操み茶の技法を忠実・巧妙に機械化した工程で揉みます。
これによって浸出液がさわやかな香りと、うま味・渋味が調和した喉ごしの良い緑色のお茶に仕上がります。